「エヴァンゲリオンのアニメを見たいけれど、どの配信サービスを選べばいいのかわからない」「できればお金をかけずに全話見たい」と、スマホの前で悩んでいませんか？
2025年現在、動画配信サービス（VOD）の市場は非常に複雑で、サービスによって配信されている作品のラインナップが微妙に異なります。
特にエヴァンゲリオンの場合、「TVシリーズはあるけど映画版がない」「旧作はあるけど新作は有料」といったケースが多発しており、知らずに登録すると損をしてしまうこともあります。
結論から申し上げますと、2025年現在、エヴァンゲリオンのアニメシリーズを「TV版」から完結編の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」まですべて見放題（追加料金なし）で楽しめるのはAmazonプライムビデオだけです。
私自身、どこのサービスを使おうか徹底的に比較しましたが、コストパフォーマンスと網羅性の両面でAmazonプライムビデオが頭一つ抜けていました。ここでは、各サービスの配信状況を細かく分析し、あなたが最もお得にエヴァを楽しめる方法を解説します。
※クリックするとAmazonプライム公式サイトに飛びます。
期間内に解約すると料金はかかりません。
記事のポイント
- 「シン・エヴァ」まで追加料金なしで見放題なのはAmazonプライムだけ
- U-NEXTやNetflixで視聴する場合の意外な落とし穴と注意点
- 公式サービスの無料期間を使ってタダで全話イッキ見する裏ワザ
- 初心者もマニアも納得できるアニメと映画の正しい見る順番
本ページの情報は2025年12月時点の情報です。最新の配信情報は各配信サイトにてご確認ください。
Amazonプライムなら映画も全作見放題
もしあなたが「どのサブスクに入ればいいの？」と迷っているなら、私が自信を持っておすすめするのはAmazonプライムビデオ一択です。他の選択肢を検討する必要がないほど、エヴァンゲリオンに関しては条件が良すぎます。
その最大の理由は、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ全4部作、特に完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』までが「見放題」に含まれている点です。
「え、それって普通じゃないの？」と思われるかもしれませんが、実はこれ、すごいことなんです。他社の配信サービスでは、新作映画や人気映画は「レンタル配信」といって、月額料金とは別に1作品あたり500円〜1,000円程度の追加課金が必要になるケースがほとんどです。
しかし、Amazonプライムビデオでは、月額600円（税込）という破格の料金内で、これら全てを追加料金なしで見ることができます。
さらに、Amazonプライムには「30日間の無料トライアル期間」が用意されています。この期間中に全作品を視聴しきって解約してしまえば、料金は一切かかりません。つまり、完全無料でエヴァンゲリオンの歴史を全て追体験することが可能なのです。
加えて、プライム会員になればアニメが見放題になるだけでなく、Amazonでの買い物の配送料が無料になったり、Amazon Music Primeで1億曲以上の音楽が聴き放題になったりと、生活全体の質を上げる特典がついてきます。
「アニメを見るためだけに契約するのはちょっと…」という方でも、これらの特典を含めれば十分に元が取れる、いや、元以上の価値があるサービスだと言えるでしょう。
U-NEXTなどはレンタル課金が必要
国内最大級の動画配信サービスとして知られるU-NEXTや、アニメ・エンタメに強いDMM TV、ドラマに強いHuluなども、もちろんエヴァンゲリオンの一部シリーズを配信しています。しかし、「全話をお得に見る」という観点からは、Amazonプライムビデオに一歩譲る形になります。
その最大の落とし穴が、先ほども触れた「レンタル（都度課金）」の壁です。
例えば、U-NEXTやDMM TVでは、TVシリーズ全26話や旧劇場版は見放題で配信されています。しかし、映像美が話題の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ、特に『：Ｑ』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に関しては、見放題の対象外となっていることが多いのです。これらを視聴するには、1本あたり509円（税込）程度のレンタル料金を支払うか、付与されるポイントを消費する必要があります。
| サービス名 | 月額料金(税込) | TV版・旧劇 | 新劇場版 (序破Qシン) |
| Amazonプライム | 600円 | 見放題 | 見放題 |
| U-NEXT | 2,189円 | 見放題 | ポイント/レンタル |
| DMM TV | 550円 | 見放題 | レンタル |
| Hulu | 1,026円 | 見放題 | レンタル（一部） |
| dアニメストア | 550円 | 見放題 | レンタル |
「じゃあU-NEXTは選ばない方がいいの？」というと、そうとも限りません。U-NEXTには他にはない強力なメリットがあります。それは「電子書籍との連携」と「圧倒的な画質・音質」です。
U-NEXTの31日間無料トライアルに登録すると、特典として600円分のポイントがもらえます。このポイントを使えば、レンタル扱いの映画も1本は実質無料で見ることができます。
さらに重要なのが、このポイントを使って『新世紀エヴァンゲリオン』の漫画版（貞本義行・著）を購入・閲覧できるという点です。
アニメ派も漫画版を読むべき理由
貞本義行先生による漫画版エヴァは、アニメ版とはキャラクターの性格描写や結末が異なります。「アニメを見終わったけれど、まだエヴァの世界に浸っていたい」「別の可能性の物語を知りたい」という方にとって、アニメと漫画を一つのアプリで横断的に楽しめるU-NEXTは、最高の視聴環境と言えるでしょう。
また、U-NEXTは高ビットレートでの配信に対応しており、4K HDRやドルビーアトモスといった高品質な視聴環境を提供しています。
自宅にホームシアター環境がある方や、大画面テレビで映像美にとことんこだわりたい方は、あえてU-NEXTを選んでレンタル課金をする価値も十分にあります。
Netflixは見放題だが無料期間がない
世界最大級の動画配信サービスNetflix（ネットフリックス）も、エヴァンゲリオンの視聴先として候補に挙がります。かつてはTV版と旧劇場版を独占配信していた実績もあり、エヴァといえばNetflixというイメージを持っている方も多いかもしれません。
Netflixの最大の強みは、その使いやすさです。オープニングやエンディングを自動でスキップする機能の快適さ、字幕言語の豊富さ、レコメンド機能の優秀さは業界トップクラス。ストレスなく作品の世界に没頭できます。また、オリジナルプランであればTV版や旧劇場版は見放題で楽しむことができます。
しかし、これからエヴァを見ようと考えている「新規ユーザー」にとって、Netflixには致命的なデメリットが2つあります。
- 無料トライアル期間が存在しない
多くのVODサービスが導入している「初回1ヶ月無料」といったお試し期間が、Netflixにはありません。登録したその瞬間から、最低でも月額890円（広告つきスタンダードプラン）〜の料金が発生します。「とりあえずタダで見てみたい」というニーズには応えられないのです。 - 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の配信状況が不安定
Amazonプライムビデオが独占的な権利を持っている影響か、新劇場版の完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に関しては、Netflixでは配信されていない期間があったり、地域によって見られなかったりと状況が流動的です。「全作一気見」を前提とするならば、ラインナップの確実性に欠ける面は否めません。
Netflixを選ぶべき人
すでにNetflixのアカウントを持っている家族がいる場合や、『ストレンジャー・シングス』や『イカゲーム』などのNetflixオリジナル作品も合わせて楽しみたいという方であれば、追加コスト無しでエヴァ（TV版・旧劇）が見られるので選択肢に入ります。
アニメをフル視聴できる無料トライアル
「エヴァンゲリオン アニメ どこで見れる」と検索している方の本音は、「できるだけお金をかけずに、でも高画質で安全に見たい」ということではないでしょうか。
インターネット上には、Dailymotion、Pandora、9tsu、B9GOODといった違法アップロードサイトが存在します。しかし、これらのサイトでアニメを見ることは、百害あって一利なしです。
- 画質・音質が最悪： 画面が小さかったり、音声がズレていたりして、作品の感動が台無しになります。
- ウイルス感染のリスク： 再生ボタンを押した瞬間に怪しい広告が表示されたり、最悪の場合、スマホやPCがウイルスに感染して個人情報が抜き取られる恐れがあります。
- 法的リスク： 違法にアップロードされたものと知りながらダウンロードする行為は、著作権法違反になります。
（出典：政府広報オンライン『漫画、小説、写真、論文…海賊版と知りながら行うダウンロードは違法です！令和3年1月から著作権法が変わりました。』）
公式の動画配信サービスが提供している無料トライアル（お試し期間）を活用すれば、これらのリスクを完全に回避できます。
特にAmazonプライムビデオの30日間無料体験は最強です。登録は数分で完了し、期間中は有料会員と全く同じ条件で作品が見放題になります。そして何より重要なのが、「無料期間中に解約すれば、料金は1円もかからない」という点です。
解約手続きもオンライン上で簡単に完結します。「引き止められて解約できない」なんてことは絶対にありません。週末や連休を使ってエヴァ全話をイッキ見し、満足したら解約する。これが、最も賢く、安全で、経済的なエヴァの楽しみ方です。
2025年の地上波再放送の最新情報
「サブスクではなくテレビで見たい」という方にも、2025年は絶好のチャンスが到来しています。
『新世紀エヴァンゲリオン』のTV放送開始30周年を記念して、全国の地上波テレビ局で続々と再放送が決定しているからです。
2025年10月からスタートしている主な放送局とスケジュールは以下の通りです。
さらに、この動きはこれだけで終わりません。公式の発表によると、2026年1月以降も全国の各テレビ局で順次放送が開始される予定とのことです。あなたの住んでいる地域でも、近いうちにエヴァが地上波で流れる日が来るかもしれません。
また、放送だけではありません。ラジオでも30周年記念番組『FM EVA 30.0』がTOKYO FMをはじめとする全国38局で毎週土曜22:30から放送されています。
鷺巣詩郎さんなどのレジェンドスタッフが出演し、制作秘話を語ってくれるので、アニメ視聴と合わせて聴くとより深く作品を楽しめますよ（Amazon Musicでポッドキャスト配信もあります）。
ただし、地上波放送にはデメリットもあります。「放送時間が深夜でリアルタイム視聴が辛い」「録画を忘れると1話抜けてしまう」「CMが入るため没入感が削がれる」といった点です。
また、再放送されるのは基本的に「TVシリーズ（全26話）」のみであり、物語の真の結末を描いた『旧劇場版』や、最新の映像技術で作られた『新劇場版』までは放送されないケースがほとんどです。
「とりあえずTV版の雰囲気を知りたい」なら再放送で十分ですが、「エヴァの全貌を知りたい」のであれば、やはりAmazonプライムビデオ等の配信サービスを併用するのがベストな選択肢と言えます。
アニメの配信はいつまで見れるのか
「いつでも見れるから、また今度でいいや」と思っていませんか？ 実は、動画配信サービスにおける作品のラインナップは、永遠ではありません。
動画配信サービスには、権利元との間で決められた「配信契約期間」が存在します。この契約期間が終了すると、ある日突然「見放題終了」となり、有料レンタルに切り替わったり、配信自体が停止されたりすることが日常茶飯事です。
エヴァンゲリオンの場合も例外ではありません。過去には、Netflixが独占配信権を持っていた時期がありましたが、現在はAmazonプライムビデオがメインになるなど、プラットフォームの勢力図は数年単位でガラリと変わっています。
特に、現在は「30周年記念」という名目で多くのサービスで配信が解禁されていますが、このアニバーサリーイヤー（2025年〜2026年）が終わったタイミングで、再び配信が縮小される可能性も十分に考えられます。
配信終了のサインに注意
各サービスの作品ページには、配信終了が近づくと「配信終了まであと○日」といった警告が表示されることがあります。しかし、それに気づかずに「見ようと思ったら消えていた」という悲劇は後を絶ちません。
確実なのは、「見放題になっている今この瞬間こそが、最もお得に見れるタイミングである」ということです。「いつか見よう」ではなく、全作品が見放題対象になっている今のうちに、一気に駆け抜けてしまうことを強くおすすめします。
エヴァンゲリオンのアニメはどこで見れる？見る順番を解説
配信サイトの準備が整ったら、次に直面するのが「で、結局どれから見ればいいの？」という問題です。エヴァンゲリオンシリーズは、1995年の放送開始から30年以上にわたって展開されており、作品数が多いだけでなく、タイトルも似通っていて非常に複雑です。
「TV版」「旧劇場版」「新劇場版」…この違いを理解せずに見始めると、ストーリーが繋がらずに混乱してしまうこと間違いなしです。ここでは、あなたの「エヴァ熟練度」や「使える時間」に合わせて、絶対に失敗しない視聴ルートを2つ提案します。
初心者は新劇場版4部作から見よう
もしあなたが、「エヴァという名前は知っているけど見たことがない」「昔のアニメは絵が古くて苦手」「手っ取り早く話題についていきたい」と考えているなら、迷わず『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ（全4部作）から見始めてください。
これは、2007年から2021年にかけて公開された映画シリーズで、現代の最新アニメーション技術を駆使して作られています。映像のクオリティは圧巻の一言。戦闘シーンの迫力、音響のリアリティは、今見ても鳥肌が立ちます。
この4本を見るだけで、エヴァンゲリオンという物語の「始まり」から「終わり」までをしっかりと完結させることができます。所要時間は合計で約8〜9時間程度。週末の休みを使えば十分に制覇できるボリューム感も魅力です。
「TV版を見ていないと分からないのでは？」と不安になる必要はありません。新劇場版は、新規の観客でも楽しめるように再構築（Rebuild）されています。まずはここからエヴァの沼に足を踏み入れましょう。
TVシリーズと旧劇場版の放送順
「エヴァが社会現象になった理由を肌で感じたい」「あのアニメ史に残る伝説の鬱展開や、難解なエンディングを体験したい」という知的好奇心旺盛な方には、公開順（放送順）に全ての歴史を追体験する「王道ルート」をおすすめします。
1995年当時、人々がどのような順番で衝撃を受け、考察に熱中したのか。それを追体験するには、以下の順番で見るのが正解です。
【完全網羅】公開順ルート
- TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』（全26話）
まずは全ての原点を確認。第25話・最終話の衝撃的な展開（通称：おめでとうエンド）を目撃してください。 - 旧劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air／まごころを、君に』
TV版のラスト2話を、「現実世界では何が起きていたのか」という視点で描き直した、もう一つの（そして真の）完結編。アニメ映画史に残るトラウマ級の描写と、圧倒的なカタルシスがあります。 - 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ 4部作
旧作を見た後にこれを見ると、単なるリメイクではないことに気づき、感動が何倍にも膨れ上がります。
このルートの所要時間は25時間を超えますが、見終わった後の達成感と作品への理解度は段違いです。「シン・エヴァンゲリオン」のラストシーンの意味も、このルートで見てこそ真に理解できると言われています。時間に余裕がある方は、ぜひこちらに挑戦してみてください。
時系列で深く理解したい人向けルート
エヴァンゲリオンの魅力の一つに、「考察」があります。ファンの間では「世界はループしているのではないか？」「パラレルワールドなのではないか？」といった議論が長年交わされてきました。
もしあなたが、物語の裏設定や時系列の謎を深く知りたいのであれば、アニメだけでなく「漫画版」も合わせてチェックすることをおすすめします。
貞本義行先生による漫画版『新世紀エヴァンゲリオン』（全14巻）は、アニメ版のキャラクターデザインを手掛けた本人によるコミカライズですが、単なるアニメの書き写しではありません。
シンジの性格が少しドライだったり、加持リョウジの過去が掘り下げられていたり、そして何よりラストシーンがアニメ版とも旧劇場版とも異なる独自の結末を迎えています。
一部のファンの考察では、「TV版・旧劇場版」→「漫画版」→「新劇場版」という順番で世界がループ・変化しているのではないかという説もあります。
U-NEXTであれば、ポイントを活用して漫画版も読むことができるので、アニメ視聴の合間に漫画版を読むことで、より立体的にエヴァの世界を楽しむことができます。
旧作と新作の違いとストーリー分岐
これから見る人が最も混乱しやすいのが、「新劇場版はTV版のリメイクなの？」という点です。答えは、「序盤はリメイク（再構築）だが、途中から全く別の物語になる」です。
新劇場版の第1作『：序』は、TV版の第1話〜第6話をほぼ忠実にリメイクしています。映像は綺麗になっていますが、ストーリーの大枠は同じです。ここで「ああ、綺麗な画質で作り直しただけか」と思って視聴をやめてしまうのは本当にもったいない！
変化が訪れるのは、第2作『：破』からです。TV版には存在しなかった新キャラクター「真希波・マリ・イラストリアス」が登場し、本来のストーリーにはなかった行動を起こします。
さらに、アスカの名前が変わっていたり（惣流→式波）、主要キャラクターの運命が大きく変わったりと、物語は誰も知らない未知の領域へと突入していきます。
ここがポイント！
「新劇場版」は、旧作を知っている人ほど「まさか！」と驚く仕掛けが満載です。
旧作では救われなかったキャラクターが救われるのか？ それとももっと過酷な運命が待っているのか？ この「分岐」こそが、新劇場版を見る最大の醍醐味なのです。
エヴァンゲリオンのアニメがどこで見れるかまとめ
長くなりましたが、最後に「エヴァンゲリオン アニメ どこで見れる」の正解をまとめます。あなたの目的や状況に合わせて、最適なサービスを選んでください。
30周年を迎えてもなお、世界中のファンを熱狂させ続ける『エヴァンゲリオン』。その衝撃的なストーリー、魅力的なキャラクター、そして哲学的なテーマは、一度見たら一生忘れられない体験になるはずです。
まだ見たことがない方も、久しぶりに見返したい方も。まずはリスクのないAmazonプライムビデオの無料体験を利用して、第3新東京市への旅に出かけてみませんか？ あなたの価値観を揺さぶる素晴らしい体験が、そこに待っています。
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